のこ
こちらは医療崩壊の実態を描く
サスペンス小説よ。
ぬこ
医者の不足も深刻だもんな。
この病院はどんな体制なんだ?
のこ
24時間、どんな患者も
診る、という医療方針なの。
ぬこ
えっ!
それって大丈夫なのか…?(・_・;
『産声が消えていく』 太田 靖之 (著) 祥伝社文庫
あらすじ
研修を終えた菊池堅一は、産科医として希望会総合病院へ入職。着実に医師としての経験を積んでいく一方で、医師の不足、過重労働、理不尽な医療訴訟など、様々な問題が菊池にふりかかっていく。医療崩壊の実態をスリリングに描くサスペンス小説。
二十四時間、どんな患者も診るという医療方針を掲げる希望会総合病院は、その運営状況について、運営側と医師側で度々衝突し、どんどん人が辞めていきます。補充のないまま、フル稼働で何とかやってきた菊池ですが、やがて上司が精神に以上をきたしてしまいます。崖っぷちで患者を看ているところに事件は起こるのです。
まとめ
強い志を持った医師や看護師たちは、己の命を削るようにして患者を守っています。そんな彼らが全力で守ってくれることと、助けられ、生かされている命に感謝の思いを感じる物語です。
<こんな人におすすめ>
医療現場の実態を描いた小説を読みたい
命を救うべく闘う医療スタッフたちの仕事ぶりに興味がある
太田 靖之のファン
リンク
ぬこ
厳しすぎる医療現場…
医者が壊れないように
病院側はなんとかしてほしいな。
のこ
患者の命を救うために
常に全力を尽くしてくれる
医療スタッフたちに、感謝の
気持ちでいっぱいになるわね。
本やイラストレビューが気に入っていただけたらポチッとお願いします。
コメント