のこ
こちらは大学生の主人公が
恋をして破れ、京都の街を
駆け巡る物語よ。
ぬこ
かわいそうに。
俺と違ってモテない男なんだな。
のこ
…。ついに恋人ができるのだけど
残念なことに振られてしまうの。
ぬこ
振られた男は一体何を
思って過ごすのか…。
『太陽の塔』 森見 登美彦 (著) 新潮文庫
あらすじ
女性とは縁のない、地味な大学生活を送っていた私だが、三回生の時、ついに恋人ができた、毎日楽しく過ごしていたが、なんと、彼女水尾さんは私を振ったのだった…。
妄想力のほかに何も持たない男がクリスマスの京都を疾走する。
振られた私がしたことは、水尾さんがあらわれそうな場所に行き、待ち伏せすること。
そこへ見知らぬ男が登場し、「水尾さんが困っている。つけ回すのはやめろ。」と言ってきたのです。
この男と水尾さんの関係は何なのか。
失恋の失意で大学に行けなくなり、かつての恋人にストーカーまがいのことをしていた「私」が、壮大で笑える妄想を交えながら過ごす日々を描きます。
まとめ
高尚な文章で、男子学生のモヤモヤした、おバカな日常を描くその絶妙なバランスがクセになります。
失恋しても「ええじゃないか」と笑いとばしたくなる物語です。
<こんな人におすすめ>
大学生の失恋をコミカルに描いた話を読んでみたい
頭の中が妄想でいっぱいの男子大学生の話に興味がある
森見 登美彦のファン
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制作動画はこちら。
ぬこ
妄想は立派だな!((´∀`*))ヶラヶラ
のこ
大学生の失恋をコミカルに描いた
物語ね。
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