イラストブックレビューひと目でわかる!イラストブックレビュー『赤ずきん、ピノキオ拾って死体と出会う。』青柳 碧人 (著) 森の奥に住む猟師のおじさんの家へクッキーとワインを届けに出かけた赤ずきんは木でできた人形、ピノキオの右腕を拾います。バラバラにされてしまったというピノキオの体を探す旅に赤ずきんは出発。ところが訪れた先で殺しの犯人として逮捕されてしまい…。 2024.12.25イラストブックレビュー
イラストブックレビューひと目でわかる!イラストブックレビュー『ガラスの顔』フランシス・ハーディング (著) 地下都市のヴェルナで暮らす人々は「面」と呼ばれる作られた表情を学ぶ。チーズ職人の親方、グランディブルはある日一人の少女を見つける。ネバフェルと名付けられた少女は、ある日逃げたウサギを追って外の世界へと飛び出し都市全体を揺るがすような陰謀に巻き込まれていく。 2024.12.18イラストブックレビュー
イラストブックレビューひと目でわかる!イラストブックレビュー『スキマワラシ』恩田 陸 (著) 古い建物があれば出向き、品物を引き取り販売する古道具屋を営む太郎と散多の兄弟。弟の散多はものに触れると、そこに宿るイメージを見るという能力を持つ。そんな彼はある一枚の古いタイルからこれまでにない強烈なイメージを受け、そこに幼い頃亡くした両親の姿を見る。 2024.10.09イラストブックレビュー
イラストブックレビューひと目でわかる!イラストブックレビュー『ヒトコブラクダ層戦争(下)』万城目 学 (著) 特殊能力を持つ三つ子の榎戸梵天、梵地、梵人の三兄弟は自衛隊PKO部隊の一員としてイラクへ。一緒にいたメンバーたちと砂の穴から落ちてしまう。四千年も昔の街が存在しているここは本物のメソポタミア?彼らを、兜をかぶり甲冑を身につけた男たちが手に槍を持って攻めてきた。梵天たちや同行したメンバーたちは必死に応戦するが…。 2024.02.19イラストブックレビュー
イラストブックレビューひと目でわかる!イラストブックレビュー『ヒトコブラクダ層戦争(上)』万城目学 (著) 三つ子の三兄弟、榎戸梵天、梵地、梵人はそれぞれに三秒だけ使える謎の力を持っている。この能力を活かして貴金属泥棒を結構しい、そこで得た金で長兄の梵天は山を丸ごと購入。恐竜の化石を発掘しようと日々作業を続けている。そんなある日、彼らの前にライオンを従え、青い服を着た謎の女が現れる。それから彼らの運命は猛スピードで動きはじめる。海を声越え、日本から遠く離れた砂漠の地にやってきた三兄弟を待ち受けるものとは。 2024.02.12イラストブックレビュー
イラストブックレビューひと目でわかる!イラストブックレビュー『失われたものたちの本』ジョン・コナリー (著) 12歳のデイヴィットは、母親が病気で亡くなり、ほどなく父が再婚したが新しい家族の暮らしに馴染めずにいた。ある夜、死んだはずの母の声にい導かれ庭に出たデイヴィットは幻の王国に迷い込む。赤ずきんと狼の間に生まれた人狼、醜く厚かましい白雪姫、神出鬼没のねじくれ男。歪んだおとぎ話の世界でデイヴィットは『失われた本』を探すたびに出る。 2024.02.05イラストブックレビュー
イラストブックレビューひと目でわかる!イラストブックレビュー『古事記転生』 サム(アライコウヨウ) (著) バーテンダーのサムは、バーの経営も人間関係もうまくいかずズタボロの状態。ある日、常連客とのトラブルに巻き込まれ意識を失う。目が覚めるとそこは『古事記』の世界。サムは下っ端の神様・ナムチとして転生していた。元の世界に戻るには『古事記』の世界で『日本建国』を成し遂げなければならない。いじめられっ子の下っ端神様として生まれ変わったサムは、神の世界で日本をつくりあげることができるのか。 2024.01.22イラストブックレビュー
イラストブックレビューひと目でわかる!イラストブックレビュー『この本を盗む者は』深緑 野分 (著) 角川文庫 書店や本にまつわる様々な店が軒を連ねる本の町、読長町。書物の収集家であった祖父が蔵書を納めた『御倉館』はかつて町の人々に公開されていたが、現在は管理人である父と高校生の深冬、そしてここで暮らす深冬の叔母・ひるねしか立ち入ることができなくなっている。ある日、御倉館から本が盗まれたことで本の呪いが発動。深冬が手にした物語の世界に、町全体が入り込んでしまう。謎の少女・真白とともに町を取り戻そうとする深冬だが…。 2023.11.10イラストブックレビュー
イラストブックレビューひと目でわかる!イラストブックレビュー『狐笛のかなた』上橋 菜穂子 (著) 夜名ノ里のはずれに住む小夜は十二歳。草木に宿る魂の声をも聞き分ける能力「聞き耳」の持ち主。ある日の夕暮れ、犬に追われている子狐を助けた小夜。この子狐はこの世と神の世の狭間である「あわい」に棲む霊狐・野火であった。その能力故に隣り合う国の争いに巻き込まれた小夜と野火。住む世界さえも異なる二人の響き合う魂の物語。 2023.08.23イラストブックレビュー
イラストブックレビューひと目でわかる!イラストブックレビュー『月桃夜』遠田 潤子 (著) 新潮文庫 江戸時代、薩摩の支配下にあった奄美は砂糖を作り納めていた。働き手は奴隷のような身分であるヤンチュ。ヤンチュ同士の間に生まれた子供はヒザと呼ばれ、さらに下層の扱いを受ける。身寄りのないヒザの少年フィエクサは、父を亡くし一人ぼっちになった少女サネンと兄妹の契りを交わす。 2023.03.10イラストブックレビュー