イラストブックレビューひと目でわかる!イラストブックレビュー『桜風堂夢ものがたり』村山 早紀 (著) 『森の幽霊屋敷』とやばれている町の人々も近寄らない桜野町の森の奥深くに建つ洋館へ冒険に向かうことになった、桜風堂書店の手伝いをしている小学六年生の透。雨の降る中、洋館へ向かった仲良し3人組だが(秋の怪談)。桜風堂に関わる人々と彼らに起こる不思議で優しい奇跡を描く連作短編集。 2025.07.03イラストブックレビュー
イラストブックレビューひと目でわかる!イラストブックレビュー『きらめく共和国 』アンドレス・バルバ (著) 1994年、緑のジャングルと茶色の川が流れる亜熱帯気候の町、サンクリストバルにどこの国の言語とも判別がつかない言葉で会話を交わす9歳から13歳の子どもたちの集団が現れた。奇妙な子どもたちの行動は町を警戒させ、大人たちの心にヒビを入れる。やがて32人の子どもたちは一斉に命を落とした。 2025.07.01イラストブックレビュー
イラストブックレビューひと目でわかる!イラストブックレビュー 『梟の咆哮 梟の一族』福田和代 (著) 眠らない一族「梟」の長・ツキである史奈は、大学を休学し一族を奇病から救う特別な水を求め京丹後へ旅に出た。この地でかつて戦ったことのある、同じく忍びの「狗」の一族と再開。彼らの一族が存続の危機に瀕しているという。過去の因縁を乗り越えて彼らは未来のために立ち向かう。 2025.06.05イラストブックレビュー
イラストブックレビューひと目でわかる!イラストブックレビュー 『燃える息』パリュス あや子 (著) 「ここだよ」と無造作に置かれるバッグや財布から呼ばれると抗えず、自分の手の中に納めてしまう。置き引きがやめられない私がある日手にしたものとは(「呼ぶ骨」)。結婚式を控え、始めたダイエットにはまり、運動とプロテイン摂取をひたすら続けていたら…(「ジューンブライドバナナパフェ」)。何かに依存せずには生きていけない人生の苦しみや葛藤、そして一握りの希望を描く六編を収録した短編集。 2025.06.03イラストブックレビュー
イラストブックレビューひと目でわかる!イラストブックレビュー『楽園ジューシー ホテルジューシー』坂木 司 (著) 小・中・高といじめ続けられてきたザッくん。そんな中でもできたかけがえのない仲間たちと「いつか沖縄へ行こう」と約束する。大学生になり、思いがけずそのあこがれの地にバイトで行くことになったザッくんは、ホテルジューシーの従業員や客たちと交流しながら目をそむけてきた自分の内側に向き合っていく。 2025.05.22イラストブックレビュー
イラストブックレビューひと目でわかる!イラストブックレビュー『銀河ホテルの居候 また虹がかかる日に』ほしお さなえ (著) 南軽井沢にある銀河ホテルはイギリス風な瀟洒な洋館で人気があり、リピーターも多い。そんなホテルの一角には「手紙室」があり、ここで行われるワークショップに参加すると不思議と自分の本当の気持ちが見えてくる。様々な思いを胸にホテルへ訪れた客たちが手紙に書くことを通して自分の人生と向き合っていく。 2025.05.20イラストブックレビュー
イラストブックレビューひと目でわかる!イラストブックレビュー『異常【アノマリー】』エルヴェ・ル・テリエ (著) 2021年3月21日、パリ発ニューヨーク行きエールフランス006便は異常な乱気流に巻き込まれた後、管制塔の指示により目的地とは異なる場所へと着陸する。売れない作家、軍人の妻、殺し屋、癌を告知された男。彼らがこの飛行機に乗ったために巡り合うことになった異常事態とは。 2025.05.15イラストブックレビュー
イラストブックレビューひと目でわかる!イラストブックレビュー『正体』染井 為人 (著) 十八歳のときに埼玉県に住む一家三人を殺害した罪で死刑判決を受けていた少年死刑囚が脱走。東京オリンピック施設の工事現場、スキー場の旅館の住み込みバイト、新興宗教の説教会、人手不足のグループホーム。様々な場所に潜伏しい、捜査の手から必死に逃れる彼の目的は何なのか。 2025.05.08イラストブックレビュー
イラストブックレビューひと目でわかる!イラストブックレビュー『早稲女、女、男』柚木麻子 (著) 早稲田大学四年の早乙女香夏子は出版社への就職が決まり、所属している演劇サークルで祝いのコンパに参加。そこで腐れ縁の彼氏で留年を繰り返す脚本家志望のダメ男、長津田にゆるふわ系の後輩女子が接近し動揺を隠せない。さらに内定先の紳士的な先輩に告白され…。 2025.04.24イラストブックレビュー
イラストブックレビューひと目でわかる!イラストブックレビュー『くますけと一緒に-新装版』新井 素子 (著) 両親を亡くした小学四年生の成美は、母の親友である裕子さんの家で暮らすことになった。大切にしているくまのぬいぐるみであるくますけと一緒に。同級生や両親から嫌われ疎まれていた成美を救ってくれていたのはくますけだと思っていた成美だが、実は邪悪なぬいぐるみなのかもしれないと感じはじめる。 2025.04.22イラストブックレビュー