ミステリー

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『檜垣澤家の炎上』永嶋 恵美 (著)

横濱の富豪一族の檜垣澤商店。当主である要吉の妾の娘・かな子は檜垣澤家へ引き取られることになった。政略結婚や軍との交渉などの陰謀が渦巻く屋敷の中で、かな子は一家の真実に迫っていく。
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『世界の望む静謐 〈乙姫警部〉シリーズ』倉知 淳 (著)

人気作品を手掛ける漫画家を殺してしまった担当編集者、金をだまし取ろうとした悪質な芸能プロモーターを手にかけた『元』人気歌手。後始末は完璧なはずだった。完全犯罪を目論む彼らを、死神めいた警部がじわりじわりと追い詰める。
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『復讐は感傷的に』三日市 零 (著)

法律事務所に勤める弁護士の衿須鉄児は、大手メーカーの現会長が起こした交通事故の裁判を眼の前にして、十分な求刑がなされなかったことに司法の限界を感じ退職。法律ではカバーできない範囲をケアする、調査も引き受ける「法律探偵事務所」を開業する。依頼人としてそのドアを叩いたのは、衿須がよく知る人物だった。
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 『どうせそろそろ死ぬんだし』香坂 鮪 (著)

元刑事の探偵・七隈昴は助手の薬院律とともに山奥の別荘「夜鳴荘」へとやってきた。余命宣告を受けた者たちが集う「かげろうの会」のゲストとして招かれたのだ。食事をして彼らとの交流を深めた二人だったが翌朝参加者の一人が死体となって発見される。病による自然死か殺人か。七隈たちは真相を探るべく現場の捜査を開始する。
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『殺人事件に巻き込まれて走っている場合ではないメロス』五条 紀夫 (著)

メロスは推理したー。自分の身代わりとなり捕らわれてしまった親友を救い出すために、三日以内に故郷を往復しなければならないことになったメロス。しかし故郷では妹の婚礼前夜に新郎の父親が何者かに殺された。しかも現場は密室状態。一刻も早く首都へ戻るうためにメロスはこの事件の解決に乗り出す。
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『原因において自由な物語』五十嵐 律人 (著)

若手の人気ミステリー作家・二階堂紡季はある秘密を抱えていた。明らかになれば作家生命の存続にも関わる。しかし、その秘密を明らかにしても、書かねばならない物語に出会ってしまった紡季だが…。
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『他言せず』天野節子 (著)

秋田から上京し、倉元家の奉公人となったよし江は、女中頭の聡子から「お屋敷の中で見たり聞いたりしたことを、他人に話してはいけません」と告げられる。ある時、倉元家に出入りしていた御用聞が、配達の途中で行方不明となる出来事が2件起きた。警察は彼らの足取りをたどり、訪問先の家をたずねるが彼らは口を閉ざしてしまう。よし江もまた、倉元家で目にしたあることを警察に告げることができずにいた。
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『図書館に火をつけたら』貴戸 湊太 (著)

千葉県北部にある七川市立図書館で大規模な火災が発生し、鍵がかかった密室状態の地下倉庫から頭部を殴られ殺害された死体が見つかった。燃えさかる炎の中、誰が、どのようにして密室殺人を犯したのか。刑事の瀬沼貴博は、かつて自身が図書館へ通っていた頃に思いをめぐらせながら捜査を行う。
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『問題物件』大倉崇裕 (著)

大島不動産販売に入社した若宮恵美子は、亡くなった前社長の息子で難病と闘っている大島雅弘の世話係となり本社の総務課のデスクと雅弘が伏せっている屋敷を行き来する日々。ところがある日突然、問題物件のクレーム対応を命じられ現場へ向かうと犬頭と名乗る探偵があらわれ…。
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『白薔薇殺人事件』クリスティン・ペリン (著)

ミステリ作家の卵であるアニーは、大叔母フランシスからキャッスルノールへ招かれた。フランシスは16歳の頃、占い師による予言を信じ続ける奇妙な老婦人として現地で有名だった。アニーが屋敷に到着すると、フランシスは図書室で死んでいた。両手には血の跡、そして床には白い薔薇が落ちていた。