宝島社文庫

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『復讐は感傷的に』三日市 零 (著)

法律事務所に勤める弁護士の衿須鉄児は、大手メーカーの現会長が起こした交通事故の裁判を眼の前にして、十分な求刑がなされなかったことに司法の限界を感じ退職。法律ではカバーできない範囲をケアする、調査も引き受ける「法律探偵事務所」を開業する。依頼人としてそのドアを叩いたのは、衿須がよく知る人物だった。
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 『どうせそろそろ死ぬんだし』香坂 鮪 (著)

元刑事の探偵・七隈昴は助手の薬院律とともに山奥の別荘「夜鳴荘」へとやってきた。余命宣告を受けた者たちが集う「かげろうの会」のゲストとして招かれたのだ。食事をして彼らとの交流を深めた二人だったが翌朝参加者の一人が死体となって発見される。病による自然死か殺人か。七隈たちは真相を探るべく現場の捜査を開始する。
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『図書館に火をつけたら』貴戸 湊太 (著)

千葉県北部にある七川市立図書館で大規模な火災が発生し、鍵がかかった密室状態の地下倉庫から頭部を殴られ殺害された死体が見つかった。燃えさかる炎の中、誰が、どのようにして密室殺人を犯したのか。刑事の瀬沼貴博は、かつて自身が図書館へ通っていた頃に思いをめぐらせながら捜査を行う。
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『焼けた釘を刺す』くわがき あゆ(著)

同じ小学校出身で四つ下の萌香が、帰宅途中に何者かに襲われ、何度も刃物で刺されて死亡した。彼女の服をまといメイクを施し、彼女のアルバイト先や大学へ行き萌香と関係のあった人物たちに接触を図る。一方、ブラック企業に勤める杏は毎日怒鳴られる中、唯一優しい先輩とのひとときに癒されていた。しかし先輩が同僚と付き合っているかもしれないという懸念がわいてきて…。
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『BARゴーストの地縛霊探偵』歌田 年 (著)

BARコーストには幽霊が出るともっぱらの噂。ある日、一人の老人が来店し無人の部屋から聞こえる足音の謎を見事に解明した後、脳梗塞を起こし病院へ運ばれたが亡くなってしまう。以来、彼は酔い潰れた客に憑依し、バーで起こる事件の謎を解いていく。
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『復讐の泥沼』くわがきあゆ (著)

古民家カフェのテーブルで向かい合っていた日羽光と盛岡颯一。直後、建物の老朽化による崩壊事故に巻き込まれる。医者らしき人物の声がけに助けを求めるが、その二人組は颯一を見捨てて立ち去ってしまう。なぜ彼らは颯一を助けなかったのか。その答えを聞くために光は二人組を探しはじめる。
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『復讐は芸術的に』三日市 零 (著)

人気のグルメ系Youtuber「モグ太郎」に目をつけられてしまった小さな定食屋「まる山」。数々の嫌がらせを受けた店主の陽平は困り果て、「合法復讐屋」の襟数に仕返しを依頼する。
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『名探偵のままでいて』小西マサテル (著)

公立小学校の教師をしている楓には、かつて小学校の校長をしていた祖父がいいる。本好きで、頭脳明晰だった祖父は現在、レビー小体認知症に罹り、幻視や記憶障害などの症状がある。しかし楓の口から身の回りで起きた謎を話すと、祖父の灰色の脳細胞はいきいきと動き出す。
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『アマテラスの暗号(下)』伊勢谷 武 (著)

父の死の真相を探るため、元同僚たちと日本へやってきた賢司。古い歴史を持ついくつもの神社をめぐりその成り立ちや伝承を聞くなかで、思いもかけなかったいくつもの衝撃の真実を知る。一方、ある重要な手がかりとなる絵を探している中国関係者の動きも激しくなる。
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『アマテラスの暗号(上)』伊勢谷 武 (著)

ゴールドマン・サックス元トレーダーの賢司はある日一本の電話を受けた。日本で古い歴史を持つ神社の宮司だった父親が、何者かに銃殺されたというニューヨーク市警からの連絡だった。父の死の真相を探るため賢司は友人たちと日本へ向かう。