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『実は、拙者は。』白蔵 盈太 (著)

深川の長屋に住む棒手振りの八五郎は実入りは少ないが気ままな一人暮らしをしている平凡で地味な男。ある夜、巷で噂となっている幽霊剣士「鳴かせの一柳斎」が人を斬る現場に出くわす。剣士の正体は八五郎が良く知る人物だった。
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『爆弾』呉 勝浩 (著)

酒屋の店員を殴ったとして取調室に連れて来られた男、自称スズキタゴサク、四十九歳。ぱっとしない風体能古男は霊感で事件を予告できるかも、と発言します。「十時ぴったり、秋葉原のほうで、きっと何かありますよ」という鈴木の言葉どおりその時間に秋葉原で爆発事件が発生する。
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『神様の暇つぶし』千早 茜 (著)

父親と二人で暮らしていた二十歳の藤子。その父親を事故で亡くし気力を失い動けなくなっていたある日、父よりも年上の写真家の男と出会う。光と影でできているような男・全さんはそのひんやりとした目と人を油断させるような笑顔で、藤子の止まっていた時間を動かした。
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『ミステリなスイーツ 甘い謎解きアンソロジー』

和菓子を求めるお客様の謎めいた注文内容、家庭科準備室から消えたチョコレート、オフィスの会議で提供されるアフタヌーンティーに隠された秘密。デパ地下の和菓子店で、高校の家庭科準備室で、会社の会議室で起こる様々なスイーツに関係するミステリー。
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『復讐の泥沼』くわがきあゆ (著)

古民家カフェのテーブルで向かい合っていた日羽光と盛岡颯一。直後、建物の老朽化による崩壊事故に巻き込まれる。医者らしき人物の声がけに助けを求めるが、その二人組は颯一を見捨てて立ち去ってしまう。なぜ彼らは颯一を助けなかったのか。その答えを聞くために光は二人組を探しはじめる。
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『頬に哀しみを刻め』S・A コスビー (著)

かつて人を殺し刑務所に服役していたこともある黒人のアイク。出所後は地道に働き現在は庭園管理会社を経営しているが息子のアイザイアが彼の夫・デレクとともに銃で頭を打たれ死亡。アイクは酒浸りのデレクの父親バディ・リーとともに息子を殺害した犯人を探し復讐することを誓う。
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『だまされ屋さん』星野 智幸 (著)

夫を亡くし、公団で一人暮らしをしている七十歳の夏川秋代のもとに娘の婚約者を名乗る男が現れた。人の懐にするりと入り込み、図々しいが憎めないこの男は、本当に娘の婚約者なのか、また新手の詐欺?秋代の娘と息子にも問題が起こり、関係を断っていた家族は再び集まる。
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『方舟』夕木 春央 (著)

仲間たちとともに山奥の地下施設へとやってきた柊一だが地震により出入り口が塞がれてしまう。そんな中、殺人事件が発生。一人を犠牲にすれば脱出できるという状況の中、犯人を見つけ出しその役を担ってもらおう。犯人以外の全員がそう思っていたのだが…。
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『緑陰深きところ』遠田 潤子 (著)

自身の妻と娘、そして妻の父を殺害し、刑期を終えのうのうと暮らしている兄。絃二郎は兄を殺すことを決意し、彼女との思い出の車を手に入れ兄が住む大分へ向かう。しかし、一文無しの金髪の若者・リュウと出会い共に旅することになる。旅をする中で見えてきた互いの人生と行き着く先とは。
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『いつだって喫茶ドードーでひとやすみ。』標野 凪(著)

他者と自分を比べて落ち込んでしまうアパレル会社勤務の女性、正しさ以外を排除してきた保険会社勤務の女性。細い路地の先にあるおひとりさま専用カフェ「喫茶ドードー」はそんな悩みを持つうお客たちが答えを見つけるきっかけとなるようなメニューを用意して迎え入れる。