イラストブックレビューひと目でわかる!イラストブックレビュー『散りしきる花』皆川博子 (著) 吉原の遊女やの娘として生まれたゆうが、家を出て旅役者の福之助に付き従い各地を巡るようになってから九年の時が過ぎた。頭取として一座をまとめ細々とした仕事をこなしていたゆう。しかしある日、一座のお山が失踪したことをきっかけに次々と大きな試練がゆうに襲いかかる。 2025.09.30イラストブックレビュー
イラストブックレビューひと目でわかる!イラストブックレビュー『栞と嘘の季節』米澤穂信 (著) 図書委員をしている高校二年生の堀川次郎と松倉詩門は返却本の中に押し花をラミネート加工した一枚の栞を発見する。その可愛らしい花の正体は猛毒を持つトリカブト。彼らは栞の持ち主を捜しはじめるのだが。誰が何の目的で栞を作っているのか。殺意の奥に潜む真実を解き明かしていく青春ミステリ。 2025.09.25イラストブックレビュー
イラストブックレビューひと目でわかる!イラストブックレビュー『馬鹿みたいな話! 昭和36年のミステリ』辻 真先 (著) 昭和36年、駆け出しのミステリ作家である風早勝利は、学生時代からの友人であり、現在はCHK放送協会のプロデューサーを務める大杉日出夫の計らいでテレビドラマの脚本を手がけることに。ようやく迎えた本番当日、何と主演女優が殺害される。風早は美術担当の那珂一兵とともに事件の真相を探る。 2025.09.23イラストブックレビュー
イラストブックレビューひと目でわかる!イラストブックレビュー 『営繕かるかや怪異譚 その参』小野 不由美 (著) 何かにつけ順子を責め立て続けた姑の貴恵が亡くなってから半年。いまだに解放された気がしないでいる。貴恵が薬を飲む時間になると鳴り出す、壁をコツコツと叩く音。スマホに何十件も入る貴恵からの着信。ついには階段を踏み外し怪我を負った順子を心配した義姉の組が紹介してくれたのは「営繕屋」だった。 2025.09.18イラストブックレビュー
イラストブックレビューひと目でわかる!イラストブックレビュー 『終電の神様 夜明けの行進』阿川 大樹 (著) 商店街の中にある小さな書店、「佐久間書房」に勤め、広報誌「うきうきタウンズ」を一人で制作している阪口朋香。終電間近に入ってきた仕事にやる気をなくし商店街へと繰り出す。ミュージシャンを目指していた日々、旅先での気づき、大切な人との別れ。終電後の思わぬ出会いと交流に背中を押され前へと進んでいく女性の姿を描く、シリーズ第五弾。 2025.09.16イラストブックレビュー
イラストブックレビューひと目でわかる!イラストブックレビュー『金環日蝕』阿部 暁子 (著) 大学で心理学を専攻している春風は、目の前で知り合いの老女が引ったくりに襲われる場面に遭遇。その場に居合わせた高校生の錬とともに犯人を追うが取り逃がしてしまう。犯人が現場に落としたキーホルダーをもとに、錬とともに犯人を捜そうとした春風だが…。 2025.09.11イラストブックレビュー
イラストブックレビューひと目でわかる!イラストブックレビュー『あの子とQ』万城目 学 (著) 十七歳の誕生日まであと十日となった朝。弓子は自分である物体『Q』と遭遇する。吸血鬼一族の娘として生まれながらも一度も人間の血を吸ったことのない弓子。脱・吸血鬼化の儀式に参加資格があるかを監視するためにQはやってきたと言う。誕生日を迎えるその日まで弓子は人間の血を吸わずに過ごすことができるのか。 2025.09.09イラストブックレビュー
イラストブックレビューひと目でわかる!イラストブックレビュー『一次元の挿し木』松下 龍之介 (著) インドのヒマラヤ山中にあるループクンド湖で発掘された200年前の人骨をDNA鑑定にかけていた七瀬悠はその結果に背筋が凍った。それは四年前に失踪した妹、紫陽のものと一致していた。関わる人々が襲われ、人骨も盗まれる中、悠は妹の生死や古人骨のDNAについての真相を探り出そうとするのだが。 2025.09.04イラストブックレビュー
イラストブックレビューひと目でわかる!イラストブックレビュー『心はどこへ消えた?』東畑 開人 (著) コロナに人々が翻弄された一年間。心理士である著者がコロナに関することや、心にまつわる様々なことを書き綴るエッセイ。コロナという大きな社会問題により聞こえなくなってしまった一人ひとりの心。見つからなくなってしまった心はいったいどこへ消えたのか。 2025.09.02イラストブックレビュー