イラストブックレビューひと目でわかる!イラストブックレビュー『緑陰深きところ』遠田 潤子 (著) 自身の妻と娘、そして妻の父を殺害し、刑期を終えのうのうと暮らしている兄。絃二郎は兄を殺すことを決意し、彼女との思い出の車を手に入れ兄が住む大分へ向かう。しかし、一文無しの金髪の若者・リュウと出会い共に旅することになる。旅をする中で見えてきた互いの人生と行き着く先とは。 2024.10.23イラストブックレビュー
イラストブックレビューひと目でわかる!イラストブックレビュー『いつだって喫茶ドードーでひとやすみ。』標野 凪(著) 他者と自分を比べて落ち込んでしまうアパレル会社勤務の女性、正しさ以外を排除してきた保険会社勤務の女性。細い路地の先にあるおひとりさま専用カフェ「喫茶ドードー」はそんな悩みを持つうお客たちが答えを見つけるきっかけとなるようなメニューを用意して迎え入れる。 2024.10.21イラストブックレビュー
イラストブックレビューひと目でわかる!イラストブックレビュー 『母親からの小包はなぜこんなにダサいのか』原田 ひ香 (著) 実家の母親から送られてくるのはお米に野菜、隙間に詰めるのはタオルや靴下や肌着など。時代は移り変わっても母からの小包の中身はなぜかあまり変わらない。箱に詰められた様々な「思い」を家族に届ける物語。 2024.10.18イラストブックレビュー
イラストブックレビューひと目でわかる!イラストブックレビュー『ミシンと金魚』永井 みみ (著) ヘルパーのみっちゃんに病院へと連れて行ってもらったある日、こう尋ねられた。「カケイさんは、今までの人生をふり返って、しあわせでしたか?」正直考えたことがないからわかんなくて、仕方がないから自分の来し方を話すことにした。 認知症となり、諦めと後悔を行きつ戻りつする老女が最後に見た幸福とは。 2024.10.14イラストブックレビュー
イラストブックレビューひと目でわかる!イラストブックレビュー『テスカトリポカ』佐藤 究 (著) メキシコのカルテルに君臨した麻薬密売人のバルミロは敵対組織の攻撃を受け、ジャカルタへ逃亡し身を潜めていた。そこで日本人の臓器ブローカーと知り合い、日本に渡り新たなビジネスを開始。一方、川崎で生まれ育った少年、コシモはバルミロにその力を見出され、彼らのビジネスをめぐる犯罪に巻き込まれていく。 2024.10.11イラストブックレビュー
イラストブックレビューひと目でわかる!イラストブックレビュー『しっぽ食堂の土鍋ごはん 明日の歌とふるさとポタージュ』高橋 由太 (著) 二十二歳の悠木紬は売れないシンガーソングライター。社長と二人の小さな芸能事務所に所属しているが唯一の仕事もなくなってしまい途方に暮れる。散歩の途中で出会った「しっぽ食堂」には看板猫のしっぽとぶっきらぼうな主人がいて、あたたかな土鍋料理を提供してくれた。 2024.10.07イラストブックレビュー
イラストブックレビューひと目でわかる!イラストブックレビュー『か「」く「」し「」ご「」と「 』住野 よる (著) 高校二年生の五人のクラスメイト。彼らはそれぞれに、人にはない特別な力を持っている。何かの役に立つようなものでもないけれど、この能力のおかげで彼女のことがどうも気になってしまう。それぞれが持つ能力から見えてくるお互いへの思いを描き出す青春小説。 2024.09.27イラストブックレビュー
イラストブックレビューひと目でわかる!イラストブックレビュー『ひとりでカラカサさしてゆく』江國 香織 (著) 大晦日の夜、東京駅から近いホテルに集まったのは八十六歳の篠田完爾、八十歳の重盛勉、八十二歳の宮下知佐子の三人。長い付き合いである彼らはバーラウンジで昔話に花を咲かせた後、ホテルの一室で猟銃自殺した。なぜそんなことが起こったのか。 2024.09.25イラストブックレビュー
イラストブックレビューひと目でわかる!イラストブックレビュー『たまごの旅人』近藤 史恵 (著) 遥は子供の頃からの念願がかなって海外旅行の添乗員に。風光明媚な景色や美味しい料理をアテンンドし、参加客たちの特別な瞬間に寄り添う。そんな仕事にやり甲斐を感じ、楽しさと喜びを感じ始めた頃、予想外の事態が発生する。 2024.09.20イラストブックレビュー
イラストブックレビューひと目でわかる!イラストブックレビュー『とわの庭』小川 糸 (著) 盲目の少女とわは、大好きな母と二人で暮らしている。母は本を読んでくれて、庭の木や草花、飛んでくる鳥などから移りゆく季節を教えてくれた。しかし、ある日母はいなくなった。孤独な闇の中で生き延びた少女は、そこから自分自身の人生を歩き出す。 2024.09.18イラストブックレビュー