創元推理文庫

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『きらめく共和国 』アンドレス・バルバ (著)

1994年、緑のジャングルと茶色の川が流れる亜熱帯気候の町、サンクリストバルにどこの国の言語とも判別がつかない言葉で会話を交わす9歳から13歳の子どもたちの集団が現れた。奇妙な子どもたちの行動は町を警戒させ、大人たちの心にヒビを入れる。やがて32人の子どもたちは一斉に命を落とした。
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『世界の望む静謐 〈乙姫警部〉シリーズ』倉知 淳 (著)

人気作品を手掛ける漫画家を殺してしまった担当編集者、金をだまし取ろうとした悪質な芸能プロモーターを手にかけた『元』人気歌手。後始末は完璧なはずだった。完全犯罪を目論む彼らを、死神めいた警部がじわりじわりと追い詰める。
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『白薔薇殺人事件』クリスティン・ペリン (著)

ミステリ作家の卵であるアニーは、大叔母フランシスからキャッスルノールへ招かれた。フランシスは16歳の頃、占い師による予言を信じ続ける奇妙な老婦人として現地で有名だった。アニーが屋敷に到着すると、フランシスは図書室で死んでいた。両手には血の跡、そして床には白い薔薇が落ちていた。
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『雪旅籠』戸田 義長 (著)

若い頃から悪人の捕縛や吟味に辣腕を古い続け、その優れた能力から『八丁堀の鷹』と謳われてきた北町奉行所定町廻り同心の戸田惣左衛門と気弱な息子の清之介。同心親子が幕末の時代の波に翻弄されながらも、江戸で起こる事件の謎に挑む八編の物語。
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『死体をどうぞ』ドロシー ・L・セイヤーズ(著)

探偵作家ハリエット・ヴェインはウィルヴァークムを目指す道のりの途中岩の上で喉を切られ血を流している男性の死体を発見。死体は満潮で流されて行方不明に。貴族探偵ピーター・ウィムジイ卿が事件解明のために乗り出すが、出てきた事実はさらに真相を複雑にさせる。
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『死はすぐそばに』アンソニー ・ホロヴィッツ(著)

ロンドンのテムズ川沿いに作られた住宅地、リヴァービュー・クロースは6軒の家の住民が穏やかに暮らしている。ところが新たに越してきたジャイルズ一家はルールを守らず他の住民を不快にさせていた。ある日、ジャイルズがクロスボウの矢を喉に突き立てられて殺された。
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『ガラスの顔』フランシス・ハーディング (著)

地下都市のヴェルナで暮らす人々は「面」と呼ばれる作られた表情を学ぶ。チーズ職人の親方、グランディブルはある日一人の少女を見つける。ネバフェルと名付けられた少女は、ある日逃げたウサギを追って外の世界へと飛び出し都市全体を揺るがすような陰謀に巻き込まれていく。
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『ワインレッドの追跡者: ロンドン謎解き結婚相談所』アリスン・モントクレア (著)

ロンドンで結婚相談所を営む元スパイのアイリスは通勤中、ワインレッドのコートを着た女性に尾行される。さらに帰宅するとそこには元恋人でもあるアンドルーが。アイリスは共同経営者のグウェンの家に泊めてもらうことになったのだが、その2日後その部屋で死体が発見される。
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『名探偵に甘美なる死を』方丈 貴恵 (著)

雑誌ライターの加茂冬馬はゲーム会社・メガロドンソフトからVRミステリゲームのイベント監修依頼を請け負った。会場となるメガロドン荘に集まった『素人探偵』八名はリモート試遊会に招かれたはずだったが、大切な家族や恋人を人質に取られた殺りくゲームとなってしまう。
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『風よ僕らの前髪を』弥生 小夜子 (著)

若林悠紀は伯母の立原高子からある事件について調べてほしい、と頼まれた。高子の夫、恭吾は朝の公園での散歩中、何者かに殺され死亡。高子は養子である志史を疑っているのだという。悠紀は、かつて自分が家庭教師として勉強を教えたこともある志史の周辺を調べはじめる。