ミステリー

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『館島』東川篤哉 (著)創元推理文庫

岡山で有名な経営者であり建築家でもあった十文字和臣は、自身が最後に手がけた別荘で変死体となって発見された。半年後、未亡人の意向により下の別荘へ関係者たちが集められる。嵐が近く天候の中、館で新たな殺人事件が発生。若き刑事、隆行と女探偵の沙樹は過去に起こった事件とともにその謎に迫っていく。
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『ワトソン力』大山誠一郎 (著)

若くして念願の刑失調捜査一課へ配属となった和戸宋志には特殊な能力がある。それはそばにいる人間の推理力を飛躍的に工場させる不思議な力。奇妙なダイイング・メッセージ、雪の中で起こった銃殺事件など、和戸の周囲で起こる事件に人々は推理を巡らせていく。
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『木曜殺人クラブ』リチャード・オスマン (著)

高級高齢者施設『クーパーズ・チェイス』には未解決事件を検証して推理を楽しむ『木曜殺人クラブ』が存在する。ある日、施設を共同経営するメンバーの一人が殺害される事件が発生。木曜殺人クラブのメンバーたちは地元警察へ巧みに取り込み情報を聞き出し、推理を展開していくが。
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ひと目でわかる!イラストブックレビュー『アミュレット・ホテル』方丈 貴恵 (著)

アミュレット・ホテルの別館は会員のみが立ち入り、宿泊できる施設。会員は殺し屋や詐欺師、窃盗グループといった犯罪者のみなさまで対価さえ払えばあらゆるサービスを蹴ることが可能。万全のセキュリティでお客様をもてなすこのホテルの一室で殺人事件が発生。ホテル内での揉め事を対処するホテルのナイトマネージャーでありホテル探偵でもある桐生は事件の解明に挑む。
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ひと目でわかる!イラストブックレビュー『栞と嘘の季節』米澤穂信 (著)

図書委員をしている高校二年生の堀川次郎と松倉詩門は返却本の中に押し花をラミネート加工した一枚の栞を発見する。その可愛らしい花の正体は猛毒を持つトリカブト。彼らは栞の持ち主を捜しはじめるのだが。誰が何の目的で栞を作っているのか。殺意の奥に潜む真実を解き明かしていく青春ミステリ。
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『馬鹿みたいな話! 昭和36年のミステリ』辻 真先 (著)

昭和36年、駆け出しのミステリ作家である風早勝利は、学生時代からの友人であり、現在はCHK放送協会のプロデューサーを務める大杉日出夫の計らいでテレビドラマの脚本を手がけることに。ようやく迎えた本番当日、何と主演女優が殺害される。風早は美術担当の那珂一兵とともに事件の真相を探る。
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『金環日蝕』阿部 暁子 (著)

大学で心理学を専攻している春風は、目の前で知り合いの老女が引ったくりに襲われる場面に遭遇。その場に居合わせた高校生の錬とともに犯人を追うが取り逃がしてしまう。犯人が現場に落としたキーホルダーをもとに、錬とともに犯人を捜そうとした春風だが…。
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『一次元の挿し木』松下 龍之介 (著)

インドのヒマラヤ山中にあるループクンド湖で発掘された200年前の人骨をDNA鑑定にかけていた七瀬悠はその結果に背筋が凍った。それは四年前に失踪した妹、紫陽のものと一致していた。関わる人々が襲われ、人骨も盗まれる中、悠は妹の生死や古人骨のDNAについての真相を探り出そうとするのだが。
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『町内会死者蘇生事件』五条 紀夫 (著)

埼玉県秩父市内の南東部に位置する信津町は林に囲まれた閉鎖的な地域。町内会で、悪辣非道に振る舞う会長であり住職である権造を殺害しようと決意した健康、昇太、由佳里。計画通り権造を殺したはずだったのに、翌日権造はいつもと変わらぬ姿であらわれた。せっかく殺したアイツを蘇らせたのは誰だ!?殺人犯が「蘇生犯」を追うメタミステリー。
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『魔女の館の殺人』三日市 零 (著)

同じ大学に通う理学部数学科の進藤理人と文学部哲学科の柏木詩文はルームメイトであり脱出ゲームという共通の趣味を持つ。理人が申し込んだ脱出ゲーム専用施設でのプレオープンチケットに当選し、二人で参加することに。しかしゲームの最中に、何者かの焼死体が見つかり参加者たちが恐怖におののく中、次の犠牲者が…。